床屋さんではフロントシャンプー!?

少し間が空いてしまいましたが、
またシャンプーのお話に戻りたいと思います

リアシャンプーのメリットのお話をしてお分かりのように、
どうせなら、より良い設備でより良い技術をお客様にご提供するために、
当店「カットハウス897(YAGUCHI)」でもリアシャンプーを導入したいと考えています。

しかし
全てのお客様がそれを望んでいるとも限りません。


当店「カットハウス897(YAGUCHI)」ではシャンプーの際には、
お客様が前屈みの状態ですすぎを行うフロントシャンプーと、
お客様が仰向けの状態ですすぎを行うサイドシャンプーと、
両方のやり方をお客様に合わせて行っておりますが、
実際には6対4くらいの割合でフロントシャンプーのお客様の方が多いです



一昔前までは男性は床屋に髪の毛を切りに行くもので、
そして、床屋ではフロントシャンプーが行われていて、
すなわち
男性のシャンプーのやり方はフロントシャンプーと言うのが一般的でした


ですから、長年床屋に髪の毛を切りに行っている世代の方々にとっては、
仰向けになるシャンプーに慣れていないので、
首を上げる時に力を入れてしまい、逆に辛さを感じてしまったりして、
フロントシャンプーの方が楽に感じるそうです。

他にも、頭全体(特に首の後ろ)をしっかり流せるとか、
最後にタオルで顔を拭くとサッパリするとか、
フロントシャンプーの方がスッキリ洗えて気持ちが良いと言う理由もあります。

そのため、フロントシャンプーの方が良いと言う声もまだまだ多いです。


逆に
最近では若い世代の男性は美容院に髪の毛を切りに行ったりしているので、
やはり、顔にお湯がかかってしまうフロントシャンプーには抵抗感を感じるようです

当店「カットハウス897(YAGUCHI)」でも30歳代以下の方は、
9割以上のお客様がサイドシャンプーでお流ししています。



当店「カットハウス897(YAGUCHI)」は、
わたくしの祖父の代からここ中野島で床屋を営んでいるため、
長きに渡ってご来店して頂いているお客様もとても多く、
慣れ親しんでいるフロントシャンプーの方が良いと感じて下さっていますから、
やはり、リアシャンプーを導入したとしても、
フロントシャンプーも施術可能なタイプにしなければならないと思っています。


フロントシャンプーにもリアシャンプーにもそれぞれ良い所がありますし、
何より、選択肢が多い方が良いですからね。


ちなみに、、、

どうして昔から床屋では前屈みのフロントシャンプーなのに、
美容院では仰向けになる状態でシャンプーを行っているのか?
と言うと、、、


答えはすごく単純で、
一昔前は美容院は女性が髪の毛を整えにいく所で、
女性はお化粧をしているために、
フロントシャンプーだとお化粧が落ちてしまうので、
必然的に仰向けになるやり方になったという訳です



他にも、女性は髪の毛が長いので、
フロントシャンプーだと髪の毛が絡みやすかったり、
シャンプーボウルについてしまったりすること。
ヘアーカラーやパーマを施術する方が多いので、
流した薬剤が顔につかないようにすること。
などの理由もあります。


ちなみのちなみに、、、

どうして昔から床屋では前屈みのフロントシャンプーなのか?
と言うと、、、


江戸時代以前には、男性には「腹を見せる=切腹」という概念があり、
お腹を晒すということは弱点を晒すことと同じで、抵抗があったため、
前屈みになって髪の毛を洗っていたことに起源していると言われています

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