盆踊り

昨夜は、仕事が終わってからだったので、ほんの３０分程度の滞在でしたが、
中野島稲荷神社で行われた盆踊りに顔を出してきました。




浴衣を着て踊ったり、屋台を楽しんだりと、
夏のイベントの一つになっている盆踊りは、
この時期は全国各地で開催されていることだと思います。


盆踊りは、名前に”盆”が入っているように、お盆の時期にお迎えしたご先祖様の霊をもてなし、
一緒に過ごして送り出す行事です。
単なる踊りなのではなく、ご先祖様の霊を迎えて供養する意味が込められています。

盆踊りの由来は、仏教の「念仏踊り」だとされています。
念仏を人々に広く覚えてもらうために念仏を音楽にあわせて唱える「念仏踊り」を、
鎌倉時代に一遍上人が多数の人が念仏を唱えながら踊る「踊り念仏」に発展させ、
全国行脚しながら広めていきました。
その「踊り念仏」が盆と結びつき、盆の時期に踊る盆踊りに変化していったのだそうです。

室町時代から始まったものであり、およそ500年の歴史を持つ行事なのだそうです。


また、太鼓や笛の音楽にあわせて踊る盆踊りは、
現代のように娯楽がたくさんなかった時代には、人々の楽しみのひとつで、
村の結束を強める役割や地域の人々との交流という要素もありました。

江戸時代には、男女の出会いの場としての機能も果たすようになったとも考えられているそうです　(ｏﾟДﾟｏ)ﾝﾏッ!!

和風ダンスパーティー的なものだったのでしょうか？（笑）


ちなみに、、、

日本各地の盆踊りのなかで、特に有名な「日本三大盆踊り」と呼ばれる盆踊りがあるそうで、
それが、徳島の阿波踊り、秋田の西馬音内の盆踊り、岐阜の郡上踊りだそうです。

阿波踊りが盆踊りだったなんて、今まで知らなかったです　恥ずかしい…(艸_・*)