手打ちと手延べ

昨日は黒川のセレサモスに行った帰りに、久しぶりに稲田堤の「味の民芸」でランチ。
「味の民芸」は首都圏を中心に店舗展開をする手延べうどんが美味しい和食ファミリーレストランです。


昨日は暑かったので、「ピリ辛ちゃんぽんうどん」をチョイス。

暑い日には辛いものが美味しいですよね　(　ﾟдﾟ) ｡_｡) ﾟдﾟ) ｡_｡)ｳﾝｳﾝ




先程、「手延べうどんが美味しい」と言いましたが、
うどんには手打ちと手延べと違う製法があります！

手打ちは、小麦粉と水、塩を混ぜてつくった生地をこねて熟成、またこねては熟成、これを繰り返して生地を鍛えます。
その生地を麺棒で薄くのばし、包丁で切ります。
包丁で切るため、麺の断面が四角いのが特徴です。

手打ちうどんは新鮮な状態の麺をすぐに食べることができて、
弾力がありモチモチとした歯ごたえを感じられます。


手延べは原料である小麦粉、水、塩を混ぜて生地をつくるところまでは手打ちの製法と同じですが、
それから、食用油を塗ってよりをかけながら、引き延ばしと熟成を何度も繰り返します。
より・伸ばし・熟成を繰り返し、乾燥させて乾麺に仕上げます。
そのため、手延べの手間は、手打ちの10倍～15倍もかかるのだそうです。

刃物を使わず生地を伸ばしながら作るため、麺の断面が丸いのが特徴で、
なめらかでのどごしが良く、また麺の中心に芯が通り、強いコシが生まれます。


手打ちで生麺の方がコシが強くて良いうどんなのだと勘違いしやすいですが、
実は、手延べの方が手間がかかっていて、乾麺でもコシが強いうどんだったりするんですね。


食感には好みがあるので一概にはどちらが美味しいとかは言えませんが、
もし仮に、自分でうどんを作ろうと思った時に、
手打ちは出来ても手延べは絶対に無理だってことだけは言えますね　(　ﾟдﾟ) ｡_｡) ﾟдﾟ) ｡_｡)ｳﾝｳﾝ